チェス アンパッサンの基本ルールと取り方
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チェスの対局を始めたばかりのとき、相手のポーンが斜めに進んで何もないマスへ動いたのに、自分のポーンが取られて消えて驚いた経験はないでしょうか。それは決して反則ではなく、チェス アンパッサンと呼ばれるポーン専用の正当なルールです。歩兵同士がすれ違う瞬間だけに発生する特別な決まりを覚えると、盤上の駆け引きが一気に深まります。
結論:アンパッサンは、相手がポーンを2マス進めて隣に並んだ直後の1手だけ、そのポーンが通過した背後のマスへ斜めに進んで取れる特別な権利です。次の手を指すと権利が消えるため、発生した瞬間に取るかどうかを決める必要があります。
チェスのアンパッサンとは何か
チェス アンパッサンとは、敵のポーンが初期配置から2マス前進して自分のポーンの真横に並んだとき、あたかも1マスしか進んでいないかのように見なして斜め後ろのマスへ進み、すれ違った敵ポーンを取り除ける特別な駒の動きです。

図1の局面を文字で見る
白:キング e1、ポーン e5
黒:キング e8、ポーン d5
手番:白
強調のマス:e1(注目)、e5(注目)、e8(注目)、d5(注目)
FEN:4k3/8/8/3pP3/8/8/8/4K3 w - - 0 1
この図では、白のポーンがe5に位置しており、黒が初期位置のd7からd5へと2マス前進させた局面を示しています。d5に進んだ黒ポーンの通過地点であるd6のマスが、まさにアンパッサンで白がポーンを進めて黒ポーンを取ることができる目標のマスとなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象の駒 | ポーン同士のときだけ適用 |
| 発生の条件 | 相手が初期位置から2マス進めて自分のポーンの真横に並んだとき |
| 実行できる期間 | 相手が2マス前進させた直後の1手番のみ |
| 移動先のマス | 相手ポーンが飛び越えた背後のマス |
| アプリで試す | 『チェス 皇帝ナポレオン 盤上のワーテルロー』のコンピューター対局 |

アンパッサンの正しいやり方と相手に使われたときの対策
アンパッサンのやり方は、発生条件を満たした直後にポーンを相手の通過マスへ進めることで完了し、対策としては不用意に敵ポーンの横へ2マス前進させないことが基本となります。
- 自分のポーンを敵陣深く(白なら5段目、黒なら4段目)まで前進させて構えます。
- 隣の列にいる相手のポーンが、初期位置から2マス前進して真横に並ぶのを待ちます。
- 直後の自分の手番で、相手ポーンが通過した1マス背後の斜め前のマスへ自分のポーンを移動させます。
- 並んでいた相手のポーンを盤上から取り除いて完了です。他の手を指すと権利は永久に失われます。
図2の局面を文字で見る
白:キング e1、ポーン d6
黒:キング e8
手番:白
強調のマス:e1(注目)、d6(注目)、e8(注目)、d1(良い)、d2(良い)、d7(良い)、d8(良い)、e2(良い)、f1(良い)、f2(良い)、f7(良い)、f8(良い)
FEN:4k3/8/3P4/8/8/8/8/4K3 w - - 0 1
この図では、白のポーンがアンパッサンでd6のマスへ斜めに進み、黒のポーンを取った直後の配置を示しています。取られた黒ポーンは盤から取り除かれ、白のポーンだけがd6に残ります。相手に使われたくないときの対策としては、相手のポーンが5段目にいる列の隣では、ポーンをあえて1マスずつ進めるか、ルークやナイトでそのマスをあらかじめ守っておくことが大切です。
この手順を『チェス 皇帝ナポレオン 盤上のワーテルロー』のコンピューター対局で試そう。入門から別格まで6段階の強さが用意されており、端末内だけで完結するため通信環境がない場所でも落ち着いて手順を確認できます。うっかり権利を逃した際も、コンピューター対局なら1局につき3回まで待ったを使って指し直せます。
アプリで遊ぶ
覚えた手筋は、盤の上で試すと身に付きます。コンピューターは端末の中で考えるので、電波が無い場所でも最後まで対局できます。
通常のポーンの動きや他の特殊ルールとの違い
ポーンの特殊なルールには、アンパッサンのほかにキャスリングや昇格(プロモーション)が存在し、それぞれ発動条件や目的が大きく異なります。
| 特殊ルール | 動かす駒 | 発動条件 | 主な目的 |
|---|---|---|---|
| アンパッサン | ポーンのみ | 敵ポーンが2マス前進して横に並んだ直後 | すれ違いを防ぎ敵の歩兵を捕獲する |
| キャスリング | キングとルーク | 両者が一度も動いておらず間に駒がない | キングの安全確保とルークの活用 |
| プロモーション(昇格) | ポーンのみ | 敵陣の最奥(8段目または1段目)に到達 | クイーンなどの強力な駒に生まれ変わる |
ポーンは通常、正面に1マス進み、目の前の敵駒を取ることはできず、斜め前1マスにいる駒だけを取ることができます。しかしアンパッサンだけは例外で、敵の駒がいない空のマスへ斜めに踏み込みながら、横にいる敵駒を盤上から取り除くという極めて珍しい特徴を持っています。
アンパッサンでうまくいく例とよくある失敗

この権利を行使する際は、権利の有効期限と盤面全体の安全性を見極めて判断することが勝敗を分ける鍵となります。
| 状況 | 具体的な盤面 | 結果と影響 |
|---|---|---|
| うまくいく例 | 中央の進路を塞ぐ敵の拠点を排除し、背後のルークの利きを通す | 攻撃の道が開けて相手のキングへ迫りやすくなる |
| よくある失敗 | 「後で取ろう」と考えて別の駒を動かしてしまう | 権利が直ちに消滅し、二度と取れなくなる |
| よくある失敗 | キングがピンされているのにポーンを動かそうとする | キングに王手がかかる違法手となり指すことができない |
特に初心者のうちは、相手が2マス進めてきたときに別の攻撃に気を取られ、1手待ってから取ろうとして反則や失着になるケースが目立ちます。また、アンパッサンでポーンを動かした結果、背後にいた自分のキングに相手ビショップの利きが直射してしまうようなピンの局面では、ルール上ポーンを動かせません。取れる権利があっても、盤全体の安全を確かめてから実行しましょう。
よくある質問
アンパッサンは必ず取らなければいけない決まりですか?
いいえ、取るかどうかはプレイヤーの自由です。ただし取らないことを選んで別の手を指すと権利は永久に失われ、後から取ることはできなくなります。
アプリでアンパッサンの実戦練習をするにはどうすればよいですか?
『チェス 皇帝ナポレオン 盤上のワーテルロー』のコンピューター対局を活用するのが便利です。6段階の強さから選べ、通信なしでも繰り返し指して手順を確認できます。
相手のポーンが1マスずつ2回進んで横に来た場合も取れますか?
いいえ、取れません。初期位置から2マス前進して一度ですれ違おうとした直後のみ認められるルールです。
アンパッサンができる手番で別の駒を動かした後はどうなりますか?
権利は完全に消えます。アンパッサンは相手が2マス進めた直後の1手番だけしか使えません。
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